こんにちは!ドッグスリング専門店ervaの黄瀬(きせ)です。わたし達ervaは1頭でも多くのわんこが「天使になるその時まで家族の元で幸せな犬生を過ごすことができるよう」ミッションを掲げ、経済活動と共に保護活動もしています。(保護活動は寄付金ではなくドッグスリングの売上金の一部を使って活動しています) 今回里親募集をします仔犬は、殺処分対象になってしまったため、10/23に某所から緊急引き出ししました。まだまだ真っさらな赤ちゃん。譲渡の時期が早ければ早いほど里親さんの環境に慣れますのでできる限り早く家族の元へ送り出してあげたい!と思って焦っております。 [譲渡対象地域] 滋賀県 | 京都府 | 大阪府 | 兵庫県 | 奈良県 にお住まいの方 わたし対象外の地域に住んでるわ! の方!本記事をシェアしていただけますと幸いです!よく「保護犬を自宅で預かることは難しいけれど何かしたい。何をすれば?」というご質問をいただきます。シェアも保護活動の一つです。ぜひ仔犬の里親さん探しにご協力いただけますと仔犬もわたしも泣いて喜びます。 erva一時預かり犬では8頭目。赤ちゃんの仮名はオチョにしました!男の子でとっても元気。自分の視界に入るものには全力で興味があります。赤ちゃんのこの時期にしか見られない、予測不可能な動きがたまらなくかわいい毎日です! 【追記】11/16 里親さん決定!!ご協力ありがとうございました。

レスキューの経緯

オチョは、大阪で兄弟犬と共に外でウロチョロしているところを捕獲された野犬(やけん)です。野犬は人への警戒心が強い子が多いのですが、経験上仔犬であれば人間に慣れる可能性は高い。 しかし、オチョは捕獲されてから1ヶ月間なかなか人に慣れなかったそうで殺処分対象となってしまいました。ただ実際は、施設内と家庭内の環境は全く違うので移動すると慣れてしまう子はいます。例えばオチョのように

性格

そんな経緯でレスキューされたオチョさんですが、うちでの生活はというと、来て1日目はこんな感じで隅っこに隠れようとしていました。 これが2日目。 テントの中や狭いところが落ち着くみたいですが・・・・。外に出ては周りを匂いに行って、人が近づくと隠れて、の繰り返し。この時点で先住犬にはちょっかいをかけまくりで、遊んで遊んでアピール! 人はむりやりオチョに近づきはせず、 まずは本犬の好きなようにうちの匂いをたくさん嗅いでもらいました。 これが3日目。 愛犬のベッド陣取った!! 「人慣れしていないので殺処分」 ということでしたが、オチョは環境適応能力が高いため全く問題ありません!こんな感じで抱っこもできますし、嫌がって飛び出そうとはしません。 まだ3回目のワクチンが終わっていないので、でも、人間界での生活に慣らすためにもドッグスリングに入れて抱っこ散歩をしています。滞在7日目の今日は、わたし達人間が近づくと少し警戒しますが、全速力で逃げることはしなくなってきました。 というかすでにわたしが帰宅すると尻尾を振って喜んで飛びついてきます。また、部屋の隅っこに隠れることもなくなりました(新しい環境へ移動すると隠れるかもしれません)。わたしがオチョの顔まわりを撫で撫ですると、甘噛みもしますし、部屋に人の気配がないとピーピー鳴くようになりました。どうやらオチョは甘えた坊主のようです。

必要なお世話

ご飯は、うんちがゆるいことと、まだまだ赤ちゃんということもあり、消化に負担をかけないように3回に分けてあげています。成長段階で2回に減らしていきます。 トイレはパピーあるあるですが、部屋の色んなところでします。トイレトレーニングはこれから根気強くする必要があります。もしくは、お散歩ができるようになれば「トイレは外でする」と決めてオチョに教えても良いと思います。 爪切りや歯磨きは必須です。また、今は地面に下ろして散歩をしていないので身体が汚れることはありませんが、お風呂に入れることも今後必要です。 ストレートヘアのオチョはトイプードルのようにトリミングが必要ない感じがしますが、爪切り、お風呂も合わせてトリマーさんにお願いすることもできます。お店によっては小型犬専用の場合もありますので、仔犬のうちは良いかもしれませんが、大きい子も受け入れているお店を探すと良いです。

どんな家族(環境)が向いている?

赤ちゃんは可愛い!!のは人間も犬も同じ。でも、はっきり言って成犬と比べてお世話は大変です。トイレも決まった場所でしませんし、夜鳴きもありますし、甘噛みもします。生活環境に慣れると部屋にあるコード類を噛みちぎったり、自分が大切にしていたバッグを噛まれたり、いたずらもいっぱいするかもしれません。でも赤ちゃんなので仕方ありませんこれをぜーんぶひっくるめて、 根気強く向き合って躾していただける方にぴったりです。 主にお世話をする人が「忙しくて心に余裕がない」「留守番時間が多い」ご家庭はおすすめできません。 また、オチョは中型犬以上になる身体つきです。力も強くなり、運動量も多くなります。成犬になった時のことを想像しながらオチョが犬生を終えるまで育てていけるのか、ぜひご検討ください。

譲渡条件

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わたし達は、大阪は箕面で保護活動をされている「はぴねすDOG」さんに協力しています。ですので実際トライアル&譲渡を希望の方は「はぴねすDOG」さんにご連絡ください。 →(1)お問い合わせ前に譲渡の流れをご確認ください →(2)連絡先はこちら こちら、はぴねすDOGさんの基本的な譲渡条件です。
o 終生飼育できる方(引っ越し、出産などの先のことまでお考えください。) o ペット飼育可の住宅にお住まいの方(証明書の提示をお願いします。) o ご家族全員の同意のある方 o 時期が来れば、不妊去勢手術をしてくださる方(基本は手術の譲渡となります。) o 犬の場合、室外拘留以外で飼育いただける方、(猫の場合は完全室内飼育でお願いします。) o 身分証明書を提示下さる方 o 譲渡動物にかかった医療費一部負担にご了承いただける方。 (領収書は提示しますが、ワクチン接種費用、不妊去勢手術費用、狂犬病予防接種費用の一部を ご負担頂くようにしています。犬や動物病院により金額は前後します。) o 譲渡誓約書に署名捺印して頂ける方 o 愛情がいっぱいある方
(参照元: はぴねすDOG 検索日:2018/10/29 ) ペットショップで仔犬を迎えるプロセスよりも、何やら面倒くさそう・・・と感じる方もいらっしゃるかもしれません。 保護団体は 「犬を売りたい」のではなく 人間の里親探しと同様に 「犬の里親さんを探している」のです。 一度救った命を二度と悲しい思いにはさせたくない。だからこそ、犬を迎えていただく前にご家庭の事情をお聞きし、もし犬の性格が家庭環境に合わないと判断した場合はお断りします。 逆を言えば、 保護団体はお見合いマッチングのプロで、 家族に合ったパートナーを選べる可能性が高くなります。 例えば、映画のマスクで一躍人気になった「ジャックラッセルテリア」。 (参照元:https://www.flickr.com/search/?text=Jack%20Russell Flickr 検索日:2018/10/29) 小型犬ですが運動量は大型犬並みに必要です。家にいることが多く、あまりアクティブでないご家庭には不向きです。そんな事情を知らないで迎えてしまうと、家族も犬もストレスを抱えちゃいます。 以前下記のエントリーを書きましたが、 「はじめて犬を迎える人に、保護犬をおすすめする5つの理由」 自分の将来のパートナーは見た目ではなく、「性格や生活スタイル」で選ぶことがとても重要であることは厚生労働省の「離婚理由(人間)」を見れば一目瞭然です。 (参照元: https://www.mhlw.go.jp/www1/toukei/rikon_8/repo12.html 厚生労働省 司法統計年報 検索日:2017/9/7) 第1位は「性格の不一致」です 人は離婚できますが、犬は離婚できません。 オチョはとってもやんちゃです。 運動量もたくさんいります。 仔犬のオチョは愛情がいっぱい必要ですのでお留守番の多い方には不向きです。 成犬になった時のオチョは、力強く、いっぱい走りたいでしょう。 それでも「自分なら大丈夫!」と感じていただける方、ぜひお問い合わせください! →(1)お問い合わせ前に譲渡の流れをご確認ください →(2)連絡先はこちら そして、一度本犬に会ってみたい方は11/25(日)に大阪は箕面キューズモールのふれあい広場にて、「はぴねすDOG」さん主催の譲渡会イベントにお越しください。オチョも連れて行きます!(イベント前に譲渡が決まれば不参加です)イベント詳細が決まればまた当ブログでもご連絡させていただきます。 合わせて、里親さん募集中のシェルティ、仮名セットも連れていきます! それでは、オチョ&セットを家族に迎えてくださる方、ご連絡お待ちしておりますー!