愛犬用の抱っこ紐(スリング)はいつ使う?おでかけ「以外」でも大活躍!

梅林を犬用抱っこ紐でわんこと一緒に楽しむ夫婦
今回は、ドッグスリング専門店ervaの犬用抱っこ紐をご愛用中の皆さまに「抱っこ紐をいつ使っていますか?」というアンケートを実施いたしました。こちらの記事では、愛犬家の皆さんが犬用抱っこ紐をいつ、どんな時に愛用されているのかをご紹介いたします。
 

犬用抱っこ紐(スリング)はいつ使うもの?アンケート(回答者数1580名)からご紹介!

犬用抱っこ紐の使用頻度についてのグラフ
ervaの犬用抱っこ紐(スリング)を愛用中の愛犬家1580名さまに、その使用頻度をお聞きしました。「抱っこ紐(スリング)は愛犬とのおでかけ用」というイメージが強くありますが、「ほぼ毎日〜それ以上」使用している方が、2〜3ヶ月に1度程度と「たまに使用されている方」よりも多くいらっしゃることが分かりました。

「ほぼ毎日〜それ以上」犬用抱っこ紐をいつどんな時に使う?

犬用抱っこ紐の使用シーンについてのグラフ
ervaの犬用抱っこ紐(スリング)を「ほぼ毎日〜それ以上」使用しておられる方は、暮らしの中で、いつ、どのような時に使っているのでしょうか?ervaの犬用抱っこ紐のご愛用者さまに複数回答でお聞きしました。

頻繁な通院が必要な愛犬に

ほぼ毎日使用している方の中で最も多かったのは「病院に行くとき」という回答でした。
 
愛犬の体調に不安が生じた時、頻繁に通院が必要となることもありますよね。中には定期的に点滴などの処置が必要な愛犬もいることと思います。愛犬がシニア期に突入すると通院の頻度が高くことが多く、愛犬が歩いて通院することが大変になる場合も。抱っこ紐があることで愛犬と快適に通院できることや、抱っこによって病院内でも愛犬が安心できるといったメリットがあることが想像されます。

ご愛用者さまの声

クックちゃん/チワワ/体重:3.8kg

冬用ドッグスリングに入るチワワちゃん
「僧帽弁閉鎖不全症のチワワ10歳を飼っています。春と秋は、楽しく歩けますが夏と冬は心臓が心配でなかなかたくさんお散歩には行かれません。そんな時に、ervaさんのスリングを教えて頂きました。愛犬はもちろんのこと…私も肩への負担がまーったくない事にビックリしました」
 

ディセちゃん&マシュちゃん/トイ・プードル/体重:2.5kg

夏用抱っこ紐に入るトイプードルちゃん
「今は元気なシニアですが、この先の身体の変化や生活環境の変化にも対応できるスリングが欲しく探した中で出会ったのがエルバさんのスリングでした。ご近所散歩に持ち運びし易いシンプルメッシュを愛用していますが、身体の変化が出始める前に。と、念願の多機能メッシュタイプを無事ゲットしました。個人的に通年使い易いメッシュスリングが好きで愛用していて、気候に合わせてボアブランケットやレインカバーを組み合わせています」

両手が塞がりがちな時

・車に乗るとき
・買い物に行くとき
・自転車に乗るとき
・雨のとき

 
上記のように、愛犬家さんが荷物や傘などを持ったり移動したりする際など「両手が塞がりがちなとき」にervaの犬用抱っこ紐を使う、という回答も多くありました。家から車までの移動で愛犬を抱っこしたい時、天候が悪い日のお散歩・おでかけ・お買い物など、愛犬を安全かつ快適に抱っこしたい時に抱っこ紐があると便利ですよね。
 

check_circle_outlineervaからワンポイントアドバイス!
  • 「自転車に乗る際は十分お気をつけください」

愛犬を抱っこした状態での自転車の走行には十分な注意が必要です。日頃から愛犬が自転車での走行に慣れていない場合、または、愛犬家さんご自身が愛犬を乗せての走行に慣れていない場合、また走行方法によっては、重大な事故に繋がる恐れがあります。ervaのドッグスリングにおいては、自転車の利用時に「飛び出し防止用ストラップ」をご活用いただくと共に、事前に愛犬と十分な走行練習を行なっていただければと思います。

毎日のお散歩に

「お散歩時、愛犬が疲れて歩かなくなってしまった際に使用する」とのお声もありました。
 
旅行やドッグラン、お買い物などへの本格的な「おでかけ」以外でも、日常のお散歩に犬用抱っこ紐を使用されている方もいらっしゃいます。お散歩の途中で愛犬が疲れてしまったり「ここは怖くて歩きたくない!」という場所があったりして、愛犬がお散歩の途中で歩かなくなってしまうことがありますよね。通常は歩いてお散歩をする愛犬でも、お散歩にドッグスリングを持っていくと途中で愛犬が歩きたくなくなった場合でも快適に抱っこで移動することができますね。

愛犬の社会化・ストレス対策・トラブル防止に

・来客があるとき
・雷や風の音を怖がるとき
・吠え防止に
・パピー(子犬期)の社会化に
・小さい子供がいるとき
・他のわんちゃんとの事故防止の為に

 
上記のように、愛犬が吠えやすいタイミングや、他の人や犬とのトラブルを防止するため、そして愛犬の社会化としてお外に行く際にervaの抱っこ紐を活用している方もいらっしゃいました。来客や小さなお子様など愛犬と距離を保ちたい方がいるシーンでは、愛犬家さんと密着していられる抱っこ紐が便利です。抱っこで安心できる愛犬の場合は「抱っこしていれば吠えにくい」ということも多いですよね。また、まだワクチン接種が済んでいないパピーちゃんは、地面を歩いてのお散歩ができない期間でも「抱っこで外の世界とふれあうお散歩」をすることで、愛犬の社会化をサポートすることができます。
 
他の人や犬と距離を保ちやすい・地面に触れない・愛犬が安心しやすいといった点は、快適に愛犬を抱っこできる犬用抱っこ紐ならではのメリットだと感じます。

ご愛用者さまの声

シアンちゃん/チワワ/体重:4kg

帆布の犬用抱っこ紐に入るチワワちゃん
「繁殖引退犬の5才のチワワを迎え入れて8カ月たちましたが、外が怖くて散歩に出かけられずにいました。ervaを嫌がることななく、包まれるように支えられるので安心してるようです。購入して良かったです」
 

ココちゃん/タイニー・プードル/体重:2kg

多機能タイプの犬用抱っこ紐に入るパピーちゃん
「ワクチン接種が未だなので、抱っこ散歩しかできないが、直接抱っこするより安心感が違う。飛び出し防止用ストラップやマルチバックなども装着でき、大変便利です」

スリングを「家の中で日常的に」使っている方も多数!

「ほぼ毎日〜それ以上」ご愛用中の方には、家の中で日常的に使っておられる方も!こんな使い方があったんだ!と参考になるご回答が多かったです。

愛犬の「防災グッズ」の1つとして

最近では愛犬との同行避難や愛犬のための備蓄など、愛犬を含めた防災意識が高まってきました。そんな中、ervaの犬用抱っこ紐を「防災グッズとして常備している」と回答された方がおられました。
 
自然災害時には速やかな避難が必要になったり、足元が悪くなることなどが予想されますので、愛犬家さんの両手が空く抱っこ紐があると緊急の避難時も安心ですね。

ご愛用者さまの声

「災害訓練で使用されていたのを拝見して」
 

コンちゃん/フレンチ・ブルドッグ/体重:11.8kg

多機能タイプの犬用抱っこ紐に入るフレブルちゃん
「万が一の時、何か安心安全なツールがいるな、と思っていた時、災害訓練で使用されていたのを拝見しました。しかもその時の犬が、うちと同じフレンチブルドッグで。即、購入させていただき、只今、練習中です!」
 

ペチャちゃん/パグ/体重:8kg

帆布の犬用抱っこ紐に入るパグちゃん
「緊急時にバギーなどを使えないことを想定して購入しました。軽さと気軽に使えて大変気に入りました」

愛犬家さんが忙しいとき

・来客があるとき
・料理やごみ出しなど家事をするとき
・在宅ワーク時の抱っこ
・愛犬に抱っこをせがまれたとき

 
愛犬家さんが忙しい時、愛犬がひとりでいられる場合はよいのですが、上記のように愛犬家さんが仕事や家事、来客への対応などで忙しい時に愛犬に抱っこを要求されると困ってしまいますよね。愛犬家さんが愛犬を抱っこしながら仕事や家事などができると、暮らしが大変スムーズになります。
 
抱っこが大好きな愛犬も、大好きな愛犬家さんに抱っこしてもらえる時間が長くて嬉しい♪中には「店番中に使用する」とご回答された方もいらっしゃいました。その光景を想像するとなんとも微笑ましいですね!

集合住宅の共用部分で

集合住宅の共用部分、特にエレベーターに乗る際に使用している方が多い印象です。敷地内は愛犬の抱き抱えが義務である場合も少なくないため、敷地内の移動時は必ず使用するというお声もありました。
 
「ペット可」とされる集合住宅でも、もしかすると犬が苦手であったり、犬にアレルギーをお持ちの方も住んでおられるかもしれません。愛犬によっては他のわんちゃんが苦手である場合もありますよね。人と犬が幸せに共生するためには、近隣住民の方や他のわんちゃんたちと、みんなが心地よく暮らす意識が重要です。

階段の上り下りに

「自宅階段の上り下りに使用している」というお声もありました。
 
推測ではありますが、愛犬が階段で足腰に負担を掛けないため、愛犬に介護の必要がある、といったことが想像されます。若くて元気なわんちゃんでも、ダックスフンドやコーギーなど、犬種によっては階段を使わせたくない場合もありますよね。特に体重が重い愛犬の場合は、愛犬を抱えて階段を上り下りするのは大変です。犬用抱っこ紐を使えば、愛犬を抱っこしての階段の上り下りが快適かつ安全になりますね。

愛犬の大きさによってスリングの使用シーンに特徴が

愛犬の大きさによって、犬用抱っこ紐を使用するシーンに特徴があることが分かりました。体重5kg以下の小さい愛犬と、体重10kg以上の大きな愛犬との比較をご紹介いたします。

体重5kg以下の愛犬は「抱っこのタイミング」が日常的に多い印象

体重5kg以下の愛犬の場合、スリングを使うシーンが多岐に渡る印象です。
 
・愛犬と一緒に抱っこでおでかけしたい
・家の中でも愛犬を抱っこしたい時が多い
・来客や雷の音などで怖がる
・多頭飼育をしている

 
小型犬の愛犬は大型犬の愛犬に比べてスリングなしでの抱っこも容易であり「愛犬と一緒に様々な場所におでかけしたい」という方が多い傾向です。また、愛犬家さんも愛犬たちも日頃から抱っこに慣れており「抱っこが好き」な愛犬も多いため、お出かけだけでなはく日常的にスリングを愛用されている方が多いということも考えられます。ervaの犬用抱っこ紐は、愛犬の体重によっては複数頭での抱っこも可能ですので、多頭飼育のご家庭でも頻繁に愛用されていることが考えられます。
 

ココちゃん/チワプー/体重:1.4kg

夏用メッシュの犬用抱っこ紐に入るチワプーちゃん
「小さいワンちゃんを飼ったので、抱っこして色んなところに行ってみたいと思いスリングをネットで探しました」
 

ルートちゃん/チワワ/体重:1.7kg

夏用メッシュの犬用抱っこ紐に入るチワワちゃん
「我が家はアウトドアをすることが多いので、山歩き、スキー、キャンプの時も歩かない場合はervaのスリングに入れておくと動いても安定しているので揺れてぶつけたりする心配もなく安心です。見た目もとてもシンプルで素敵なのでどんな場面でも使えます。我が家はチワワ3匹なので2匹までは余裕でスリングインできるのも便利です!」

体重10kg以上の愛犬は「ピンポイントで抱っこしたいタイミング」がある

体重10kg以上の愛犬の場合、スリングを使うシーンがピンポイントである印象です。
 
・階段の上り下り
・家から車までの移動
・集合住宅の共有部分での移動
・お散歩途中で愛犬が疲れてしまった時

 
小型犬に比べて体重が重い中型犬・大型犬の愛犬の抱っこは、抱っこする愛犬家さんへの負担が大きくなります。そのため、小型犬の愛犬と比べると「常に抱っこする」というライフスタイルの愛犬家さんは少ないかもしれません。暮らしの中で「ここだけは抱っこしたい」という時にスリングを使っておられる方が多い印象です。
 
体重10kg以上の愛犬は抱っこが大変になるがゆえ、愛犬の抱っこを諦めやすいことも。おでかけスポットやゴンドラなどで「抱っこすれば利用できる」という場面でも、うちの子は無理だなぁと諦めてしまいやすいのではないでしょうか。体重10kg以上の愛犬でも、愛犬が抱っこ好きであれば、抱っこ紐を活用することでおでかけの可能性がグンと広がるでしょう。重さのある愛犬を抱っこする愛犬家さんにとっても、抱っこ紐で快適に愛犬を抱っこできるようになれば、より一層「愛犬を抱きしめる温もり」を感じることができるでしょう。

お客様の声

「楽に抱っこできるものを探していました」
 

ジジちゃん/ボーダー・コリー/体重:19kg

20kgまで対応可能な犬用ドッグスリングに入るボーダーコリーちゃん
「病院の待合室など場所が限られてキャリーだと大き過ぎるときや、高齢になったせいか、お散歩の帰りがヨタヨタしてくることが多くなってキャリーだと動きずらいのでスリングを念のために持って行ってます。」

まとめ:犬用抱っこ紐(スリング)は家の中でも日常使いできるアイテム

「犬用抱っこ紐(スリング)はおでかけ用のアイテム」というイメージが強いため、よくペットバギーと比較されます。しかし、今回ご紹介したアンケート結果を見ると、犬用抱っこ紐はおでかけ時だけでなく家の中でも日常的に愛用されている方が多いことが分かりました。
 
ペットバギーも犬用抱っこ紐も「愛犬と快適に移動する」というメリットは同じですが、抱っこ紐には「家の中でも使える」「気軽に使える」といった、バギーにはないメリットがあることが分かりました。抱っこ紐の大きなメリットは「愛犬を快適に抱っこできる」こと。皆さまもぜひおでかけ時だけでなく、犬用抱っこ紐を日常生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
 

犬用抱っこ紐専門ブランドerva