え!?心臓の機能を上げるですと!?え〜本当かよー!
と思って調べてみると、こんな研究でてきました。
今年10月8日に発行されたスウェーデンの研究で、なんと!12年もの間心臓に何かしらの病気を持った10万人を対象とした実験では、
ななななななななんっっっと!犬と暮らしていない人に比べて
死亡リスクが21%も下がっていました。
ご存知かもしれませんが、厚生労働省によると日本人の死因TOP2が心疾患です。健康には食事・睡眠・運動が大切なんて話もありますが、次に犬ですね。間違いない。
犬の心臓病の死亡リスクについて、オキシトシンの影響を調べた研究は見つけられませんでしたが(あれば黄瀬までご連絡を!追記します)人に効果あるんだったら、同じ物質ですし、愛犬にも効果あるのではないかと期待してしまいます。
ただし、オキシトシンをいっぱい出すために、あえて愛犬にアイコンタクトをとらせるように仕向けるのではなく、愛犬からの行動に自然に応えるようにと、オキシトシンの研究をした麻布大学の菊水教授が著書内でおっしゃっています。
実はオキシトシンは愛犬との絆を深めるためにも重要な役割をしていますが、これは人間のお母さんと子供の絆形成にも非常に重要な役割があることがわかっています。
Max Planck Institute for Human Cognitive and Brain Sciences
よく、幼少期に母親との絆形成ができている子は、自立し、社会に出ても上手に対応でき、共感能力が高くなるとも言われていますが、すべてはこのオキシトシンが理由だったんですね。
母親と子供の愛着形成の話は有名ですが、お父さんとの交流でもオキシトシンはばっちり出ます!
Dads, Too, Get Hormone Boost While Caring for Baby
ちなみに、ストレスと言えば職場のストレスもありますが、一番リラックスできるはずの家で、旦那の行動にイライラする・・・・なんてこと、主婦の皆さん絶対!ありますよね。(もちろん逆の立場でも)
こちらは、
Florida State University (フロリダ州立大学)
University of Tennessee (テネシー大学)
University of Minnesota (ミネソタ大学)
のDepartment of Psychologyの2017年の共同研究から。
Automatic Associations Between One’s Partner and One’s Affect as the Proximal Mechanism of Change in Relationship Satisfaction: Evidence From Evaluative Conditioning
144組の夫婦に6週間、1週間に3回
・パートナーとかわいい動物組み合わせの写真
・パートナーと全然関係ない組み合わせの写真
を見せ続けて、パートナーへの評価が変わるのか調べました。
結果、パートナーとかわいい動物組み合わせの写真を見た人の方が、パートナーへの満足度が上がりました。動物は人にポジティブなイメージを与える効果があるということです。というわけで、片目つぶっても両目つぶっても夫にイライラしてしまいそうな場合は、夫の顔と一緒にかわいいかわいい愛犬の写真を横に並べて定期的に見てみましょう!
それでも無理!という方は、この本おすすめです。
科学的に証明されたストレス解消法が100個書いてます!
ちなみに、
愛犬が手術した時に、わたし達は何ができるんだろう・・・
という声をよく聞くのですが、あります!!
いっぱい撫でて、目を見て、
愛犬のオキシトシンを出す!!!
(愛犬が辛いのに無理やり視線を自分に向けるのはNG。あくまでも自然に)
なんたって、これをできるのは、
いつもずーっと側にいた
わたし達家族だけですからね!