わんこ連れvol.14 フェリーで九州へ行ってきた!お部屋で一緒に就寝&ドッグラン付きが幸せすぎた!~大阪-志布志(鹿児島)さんふらわぁ~

こんにちは!ドッグスリング専門店ervaの黄瀬(きせ)です。今年9月に九州は大分県に愛犬達と旅に行きました。大阪生まれ大阪育ちのわたしは、自然もきれいで、温泉は肌ツルツルになるし、その上ご飯も美味しすぎたあなたの(大分)魅力に

ぞっこんですわ!!!
旅から帰ってもその想いはより一層強くなり、今年中に絶対行く!!と心に決めていました。

でも、次行くならば九州全体の良いとこどりをしたいと思っていたのですが、さすがに車で往復は辛いと思っていました・・・!

で、今年のはじめにこんなニュースを見たのを思い出したのですが、

フェリーさんふらわあは、大阪〜志布志航路に投入する新造船2隻のうち1隻目「さんふらわあさつま」を、5月15日大阪発から就航させることを決めた。
客室は117室で、8割以上となる94室は個室となる。全個室にシャワー、トイレ、洗面台、冷蔵庫を設置し、エアコンも部屋ごとに温度調節できる。最上級客室となるスイートルームを初めて設置し、バスタブや専用バルコニーも備えた。ペットも一緒に乗船できる「ウィズペットルーム」もデラックスルームとして設け、ドッグランも設置した。
(参照元:https://www.traicy.com/20180312-sanflower Traicy 検索日:2018/12/14)

今年5月に就航したばっかりで、大阪―志布志間を運行している、「さんふらわぁ・さつま

しかも
愛犬達と部屋で一緒にお泊まりできて、
ドッグランもあるだってぇええ!

車では休憩を含めるとたぶん13時間ぐらいはかかりますしね・・・・

っというわけで、
一番人気のない今の時期を選んで(安いので)
乗っちゃいましたよ!!

いざ、憧れの九州へしゅっぱーつ!!

フェリーの料金について

□ 値段

安い時期を狙ったとはいえ、安くはありません!と前置きをしつつ、こちらが料金になります(詳細はここ

わたし達は片道・マイカープランで行きました。はい、帰りは15時間運転頑張ります。(主に信さんが)

デラックス(洋室 2名):62,100円
ウィズペットルーム利用料:8,600円
割引3,000円
—————————————-
合計:67,700円(大人2名+3頭)

はい、高っっっ!!!

なのですが、
・頭数制限なし
・犬の大きさ制限なし

なのです!これすごいですよ!!頭数に関わらず8,600円です。

愛犬達の名前入りで記念乗船証もいただきました。

ちなみに、ウィズペットルームの利用以外にも、わんこだけペットルームに預けるという乗船方法もあります

ここもウィズペットルームエリアにあるのですが、エリア入り口にカードキーをかざして、さらに、ペットルームのドアにもカードキーをかざす仕組みで、乗船中はいつでも会いに行くことができます!

1ゲージ:2,000円

中はこんな感じになっているみたいです。

(参照元:https://www.ferry-sunflower.co.jp/lp/pet/

□ 割引もあります

下記に該当する人は、割引があります。

軽割で長さ4M未満であれば片道3,000円割引
・往復割引
・シルバー割引

その他は、早見表をご覧ください。わたし達は、早見表には掲載されていない割引が適応されました。時期によってキャンペーンがあるみたいなので詳しくは電話(0120-3268-56)で聞いてください。

ただし・・・・
食事は料金に含まれません!!泣

FAQで確認したところ、飲食の持ち込みは禁止ではありませんでしたので、節約したい方は持ち込むのもありです。

わたし達は取材のため、バイキングを食べました。
夜:2,000円 朝:620円

種類はめちゃくちゃ多いわけではありませんでしたが、分厚い切り身のぶりや、九州味噌を使ったお味噌汁が美味しかったです。

□ 予約方法

予約方法は2つ!

・電話
・インターネット

で、キャンセル料なのですが、電話で問い合わせたところ

電話での予約の場合、
料金の支払いは乗船日当日に受付カウンターでするので、当日キャンセルしてもキャンセル料がかからないとのこと。

インターネットから申し込んだ場合は、
ネット上でクレジットカード決済をするのでキャンセル料がかかってしまうとのことでした。

わんこの船内でのルールとは?

・船内におけるペットの取り扱いについては、事務長ならびに乗組員の指示に従ってください。
・ペットの全身が入るペットケージをお持ちいただき、乗下船時および船内でのドックランへの移動時(志布志航路のみ)は、必ずペットケージにお入れください。なお、志布志航路に限り、ペットカートの貸し出しも行っております。
・予防接種(狂犬病・各種ワクチンなど)を1年以内に受けていただき、証明書を港の窓口でご持参ください。
・生後6ヶ月未満のペットは、ご利用いただけません。
・ペットによる事故・ケガ・トラブルのないように、ご配慮ください。
・ペットの管理(食事、排泄物処理等)は、マナーを守って、お客様の責任において行ってください。
・ペットに関するトラブルが生じた場合、当社の過失による場合以外は、責任を負いかねます。
・ご乗船時には、港で「ペットのご乗船に関する誓約書」をご提出いただきます。あらかじめご一読ください。(専用用紙がございますので、港でご記入ください。)

(参照元:https://www.ferry-sunflower.co.jp/lp/pet/ フェリーさんふらわぁ 検索日2018/12/13)

宿泊するからかもしれませんが、今まで乗った船の中で一番ルールが厳しめでした。ただし、「部屋からドッグランへの移動は必ずペットゲージ必須」とありますが、乗組員さんにカートレンタルをお願いすると、リードをつけていれば歩かせてOKとのことでした。

乗船〜部屋までの移動はこんな感じ

というわけで、車庫からお部屋まではこんな感じで移動しました。(出航後、車庫には戻って来られませんのでご注意を!

セットははじめての船旅!

セット13kgはリードで、ムーちゃん8kgはドッグスリングで移動。(ノアは信さんのドッグスリングに入りました)

車庫からエレベーターに乗ると、ウィズペットルーム(わんこと同室できる専用のお部屋の名称)エリアの近くに着きます。わんこ連れでないお客さんとできるかぎり接触しないように工夫されている感がありました。

こちらがウィズペットルームの入り口です。

左側にルームキーをかざすセンサーがついています。ルームキーがないと開かない仕組みで、他のお客さんが立ち入ることは絶対にできません。

部屋に行く途中、レンタル用のペットカートがありました。これなら大きい子も入りそうです。

ちなみに、船内でわんこ達が歩ける範囲は、ウィズペットルームエリアとドッグランのみ。今まで乗船したフェリーは、デッキエリアお散歩OKだったのので少し残念な気持ちになりつつも・・・ドッグランはデッキにあるので外の空気が吸えないわけではありませんでした。

【1/9追記】
乗船〜部屋まで動画でまとめました!
写真では伝わらないノンムー&セットと船内の雰囲気をご覧あれ!

ervadogさん(@ervadog)がシェアした投稿

愛犬達と一緒に過ごせる部屋ってどんな感じ?

ウィズペットルームの室内がこちら!

めちゃきれーい!!
臭いとか、毛が落ちているとかそんなことは全くなく、とにかく掃除が行き届いていました。室内では、わんこ達はソファー&ベッドに乗ってはいけませんでした。

1つびっくりしたのが、冬なのに室内がかなり暑い!
船のエンジンのせいですか?(知りませんが)冬なのに冷房23度強でずーっと過ごしていました。

わんこ用アメニティは、水とご飯の一体型器と、トイレのトレイ&大判シート1枚が用意されていました。うちは3頭連れでしたが、水とご飯の器は1つのみだったので、多頭連れの場合は必ず頭数分を持参してくださーい。

人用のアメニティは、めちゃ充実してましたよ。

・バスタオル
・フェイスタオル
・部屋着
・シャンプー/リンス/シャワージェル
・櫛
・はぶらし
・コットン
・体洗う用タオル
・カミソリ
・使い捨てスリッパ
・お水2本

室内には、トイレ、シャワー、冷蔵庫、テレビがついています。

トイレとお風呂については室内にある設備を使わなくても、ウィズペットルームエリアを出た共有スペースにトイレと、展望浴場があります。テレビは、電波が悪いこともあり画質は悪いのでテレビ好きな方はあまり期待しないでください。

うれしいことに、部屋の入り口のドアの分厚さが5cmぐらいありました!きっと船のエンジン音対策かもしれませんが、愛犬達が多少鳴いても通路まで響きわたることがありませんでした。

船は揺れる?船酔いしなかった?

結論!揺れてました。
愛犬達は特に船酔いすることもなく、大丈夫な様子でしたが・・・・夜中に揺れが強くなり

バンッ!!バンッ!!

っと船が揺れて何かが何かに当たる音で目が覚めました。愛犬達はオドオドしはじめ、信さんが1時間ぐらいヨシヨシ頭を撫でたり、抱っこしたり宥めていました。どうやら、頼りになるのはわたしより信さんみたいでっす・・・!

船酔いしそうな子は事前に獣医さんに相談すると、酔い止めがもらえるので相談を!

あと、人間で、船酔いが心配な方は、

大浴場より、シャワーがおすすめ。
浴槽のお湯が揺れているのでさらに気持ち悪いと思います。

乗船中は常時揺れていたのですが、あまり気にならなかったわたしも、お風呂のあとはパソコンで文字を打つのが気持ち悪くなりました。

愛犬のトイレはどうするの?

船上1泊ということで、気になるトイレですが

ノアとムア(通称ふたり合わせてノンムー)はトイレシートを敷けばどこでも問題なくできます。トイレ外派のセットは、おむつ必須なのでマナーベルトをしていました。

というわけで、今まで旅行先で宿泊したことがない子や電車移動などの経験がないわんこ達は、まず事前に短時間・短距離でも良いので練習をおすすめします。

家族の人も、我が子のトイレのタイミングや環境が変わった時の反応を知っておくことで対策が分かります。フェリーは一度乗船してしまうと、下船まで土のある場所に移動できませんのでぶっつけ本番は避けた方が良いかと思います!

船上のドッグランってどんなの?

うれしいことに、部屋を出てすぐ5メートルほど先にドッグランがありました。ウィズペットルームは全部で10部屋ありますが、わたし達以外に2組しかいませんでしたので、もしかすると近くの部屋にしてくださったのかも。感謝です。

ノンムーとセットの身体のサイズからすると、ちょっと小さめのドッグランでしたが、リードなしでお外の空気を吸えるのは最高!

ドッグランの周りには天井までフェンスもあるので、犬連れじゃない人のことを気にする必要もありませんでした。

シャワー、水飲み、おしっこポール、うんち袋、うんちBOXも完備。

おしっこポールに狙ってできない子も、ジョウロがありますのでお水で流せます。

愛犬のために持っていった方が良いもの

人間がご飯やお風呂の時はどうしてもお留守番の時間ができてしまいます。
そこで、うちはこんなのを用意しました。

[1] 食べ終わるのに時間がかかる「おやつ」や、ずっと遊べる「おもちゃ」

慣れない環境でのお留守番ということもあり、いつもより緊張してしまう可能性もあります。ちょっとでも緊張がほぐれたり、何もかも忘れて集中できる必殺「おやつ」があれば、うちの子達は平和に過ごすことができます。

これを持っていきました。

ただし、旅行だからと、はりきって今まで「使ったことがないおもちゃ」や「食べたことがないおやつ」を用意すると、そもそも興味を持ってくれない可能性もあるのでご注意を

[2] お家で使っているブランケットやクレート

うちの愛犬達は旅慣れしているものの、わたしが絶対にやっていることがあります。それは、いつも「お家で使っている」「お家の匂いのついた」ブランケットを持参すること。新しい場所は知らない匂いだらけのため、瞬時に安心できる場所を作ります。

セットには、ソフトクレートを持っていきました。彼はこれがあればどこでも落ち着いて寝ることができます。

[3] トイレシート

準備されているトイレシートは1枚しかないので、ノンムーのようにトイレシートの上でできる子は予備のトイレシートを持参した方が良いです。また、トイレとして使う以外にも、お水やご飯の器の下に敷いて汚れ防止としても使うことができます。

まとめ

フェリーにはwifiがありましたが、衛星回線を使っているらしく、かなり弱めでした。わたしはDMM.comのSimカードを使っていて、電波はdocomoですが、乗船中ほぼ電波ありました。一時期、「電波が一番つながるぅ」っとCMバンバン打ってたSoftbankの信さんはほぼ圏外でした。

乗船時間は約17時間ぐらいでしたが、愛犬達も、そして、わたし達もゆっくりすることができ、

朝日も見ることができました。(愛犬達はデッキNGのためお留守番)

さて、フェリーのおかげで体力100%で鹿児島は志布志港に上陸!!
一番見たかった桜島へ直行!!

というわけで、せっかくなので引き続き九州の旅レポを書いていきます。お楽しみに〜!!

犬用抱っこ紐(ドッグスリング)専門ブランド